安心して履ける山靴

長く山をやっている間に、
オーダーメードの皮登山靴は間違いないが、
布靴は思ったより当たり外れがあり、
見知らぬメーカのものに手を出すのは意外にリスキーだ、
ということを学んだ。

年取って軽い布山靴に復帰する際、
大昔の駆け出し時代にお世話になったキャラバン製なら安心と思ってキャラバンＣ１を購入してみたら期待に沿うものだったが５年余り履いているうちにソールが剥れて来たり剥がれかかってきた。

通販を利用して、
同じモデル･サイズの物に更新してたところ、
以前の C1 から C1-02 へモデルチェンジが行われていた。

一見したところで大きな違いはないものの、
前のモデルで、
水が沁み込み易いと思っていた足甲の先の方がカバーされたり、
履き出すとすぐにほころんだミシン目が無くなったり、
細い所はあちこち改善されているようだ。

もうすぐ７９歳だから、
この靴を履きつぶすまで山歩きを続けられるか、
履く人間の方がダメになるか？
山歩きの初めの何年かと最後の何年かをキャラバンシューズのお世話になるのも何かの因縁かと思っている。