安室奈美恵がベスト、最も理想と考える女性像

安室奈美恵の4枚目のベスト・アルバム。

2008年7月30日リリース。

タイトルの
・fiction
とは、

・フィクション、
作り物
の意味。

安室奈美恵は、
このアルバムをもって、

従前の小室哲哉プロデュース期とは異なる、
新たな路線を確立。

小室期が、
ノン・フィクション、
作り物でない、

つまり、
実際にある事実を重視した楽曲だったのに対し、

小室期後は、
フィクション、
作り物、

つまり、
安室奈美恵が理想とする女性像を歌った楽曲に、
路線変更したため、

ベスト・アルバムである本作のネーミングとなった。

もっと言うと、
このアルバムの
・best
とは、
ベスト・アルバムのベストという意味の他に、

安室奈美恵がベスト、
最も理想と考える女性像という意味が含まれる。

小室哲哉を離れ、
R&B/HipHop、
エレクトロニック路線へと舵を切った彼女。

本作は、
そんな彼女の、
新しい船出を満喫できる、
素晴らしいアルバムとなっている。