王偉との激闘決着！逃げずに攻め切った！

若手ホープの王偉との激闘もついに決着を迎えます。
高い目標を定め、
体力、
技術、
そして精神力をギリギリまで使った激闘に終止符がつきます！

丸尾は、
王偉の冷静さという強みから逃げずに、
その強みを揺さぶる攻めを見せます。
それは冷静さを乱す意表をつく”ロブ”と、
ネット際でコンマ何秒動かないことによって冷静な王偉すら迷わせる”プレッシャー”。
最後はミスしない相手にミスがでてまさか王偉が乱れるとは。
なるほど、
これが相手の強みすら、
自分の得点につなげる逃げずに攻める姿勢の結果なのかな

今までの丸尾だったら常に弱みを突くか、
相手の強みに耐える（ないし諦める）しかなかったけれど、
強みにも対応して、
それを一瞬でも上回りプレシャーをかけることで相手に迷いが生じてミスを生じさせるという選択肢が増えました。
それが、
王偉のコーチ、
青井コーチの視点も交えて、
テニスの1点を争うギリギリの攻防により見事に表現されています。
ギリギリのときこそ、
プレッシャーが効いてくるんですねえ～

また、
試合後のアイシングやマッサージなどもまさにプロという感じがしてきました。
もうアマチュアじゃなくてウィンブルドンを目指すプロなんだなあって実感しました。
次巻も楽しみです！