目のくらむ満月のまぶしさを低減。接眼レンズキャップにハメこむ加工で毎夜愛用中です。

望遠鏡で満月を観察していると、
あまりのまぶしさに目がくらみます。

そのまぶしさといったら、
裸眼で太陽を直視するのに近いほどの光量です。

このまま観察を続けたら真剣に目が悪くなると思い、
本製品を購入しました。


ところが、
予想どおりビクセン社の接眼レンズ（ネジ式の溝付き）にしか装着できない
作りになっていました（当然ですが）。
私の望遠鏡及び接眼レンズは他社製なのです。

しかしその会社ではムーングラスを扱っていないのでした。
確かにビクセン社の
接眼レンズを買えば良いのですが、
それなりの値段がしますし、
私は今所有している
視野の広いウルトラワイドレンズのままで使いたい。
さてどうしたものか…となりました。


そのうちひらめきました。
余っていた接眼レンズのキャップ中央部をカッターで
くり抜いて、
その場所にムーングラスをはめ込みました。

結果は大成功でした。
ほどよく満月のまぶしさを低減してくれています。


加工後の写真を掲載しましたのでご覧ください。
表・裏からそれぞれ見た状態で
写真を掲載しています。
この方法であれば、
どのようなメーカーの接眼レンズにも
ピタリと装着できます。
当然ながらホールド感はキャップ装着と同じ。

キャップは柔らかい素材なので簡単に加工できました。
工作時間は約10分です。


私のように途方に暮れている方は、
もしこの方法が使えましたらお試しください。

レンズだとこの方法は使えませんが、
フィルタなので問題なしです。

事前に接眼レンズやムーングラスの径、
キャップの径や、
接眼レンズかぶせ時の
キャップの深さを十分に計ってから本製品の購入や工作をされると失敗しません。

加工に失敗しても100円ほどのキャップ代が損になるだけ。
地味ながらオススメです。