これからどういう展開をするか（ゴメンなさい、ネタバレです）

やっぱりこの巻はかなり賛否が分かれますよね。

みなさんこの作品が好きだからこそ、
いろんな意見があるんだと思います。


私としては10巻の半田父との分校での書道対決の際に、
ひらがなで書く気遣いや魚の漢字を教える姿を見て「先生みたい」と思ったので、
この巻の半田先生の決断は結構納得がいきました。


もちろんこのままじゃ川藤に対してはあまりに乱暴すぎますよね。

乱暴というか、
改めて半田先生人付き合い下手くそだなぁと思いました。

ただ、
教室を開いたら川藤と仲直りすると言ってましたから、
そのお話を見るまでは川藤に対しての態度についてあまりあれこれ言えないんじゃないかなと思いました。

一番嫌なのは、
川藤と再会した時に何の山もなく川藤がころっと受け入れたり、
仲直りできずにそのまま、
みたいな展開ですね。

それだけは無いことを勝手ですが祈っています。


半田父が最後のあたりで「厳しい道を歩まないと自分で歩いている気がしないんだろう」と言っていましたが、
まさにその通りなんだと思います。
７巻で自分はこう見えて無難な道を選んだって言っていましたしね。


私の記憶違いでなければ、
半田先生は一度も「書道やりたい」とは言ってないんですよね。

それが今巻では「あいつらのちゃんとした先生になりたい」って言ってますから、
やりたいことを見つけられて良かったなぁと。


長々と書きましたが、
この巻の半田先生の決断が生きるか死ぬかは、
完全にこれからの展開にかかっていると思います。

14巻ないし15巻が出るまでは、
ここで切ってしまうのは勿体無いと思います。


物語には基本的に「裏切り」が付き物ですからね。

その「裏切り」が今後どう生きてくるかが見所だと思います。


散文的なレビューになってしまい、
申し訳ありませんでした。