斬新なアイデアが載っているわけではないけれど、新たな発見のある本

共働きがスタンダードになったからといって、
世の男性の仕事がラクになったわけじゃないから、
疲れて帰宅した夫に「家事をやって下さい」は難しい。
そもそも家事の総量を正しく認識していない夫に対して、
「家事の分担を…」と不満を持つのは不毛。

「仕事」と「家事全部」を両立させるシステムを作り上げたほうが合理的！と腹をくくった人には、
すごく役に立つ本だと思います。


タイトル通り写真が多用されており、
文字オンリーで説明されるよりもイメージが湧きやすいです。


とりあえず「ただいまコーナー」「予防片付け」「献立のゆるパターン化」「ルーチン家事リスト」「天気に左右されない洗濯」を実践してみたら、
まだまだ道の途中であるにもかかわらず、
精神・時間・体力に余裕が出てきて希望が見えてきました。


家庭が１００あったら、
家事のやり方も１００通りあるのが自然で、
私もこの本の内容に忠実に実践したわけではありません。
でも読んでいると、
「うちではこうしよう」とアイデアが浮かんでくるのが面白かったです。
恐らく、
この本では「考え方」が指南されているからだと思います。
考えて、
試行錯誤し、
その結果ラクになる、
そんな本です。