都会の夜を飾り付ける「今の音」
Vijay Iyer (1971年~)は、
アメリカのピアニスト。
ACTレーベルからの「Historicity(2009年)」「Solo(2010年)」などでジャズファンの注目を浴び、
最近ではECMレーベルを舞台に、
これまで以上に斬新なアルバムをリリースし、
精力的な活動を展開しています。

この「Far From Over」は、
セクステット編成、
すなわち、
Vijay Iyer(ピアノ、
フェンダー・ローズ)、
Graham Haynes(フリューゲルホーン、
エレクトロニクス他)、
Steve Lehman(アルトサックス)、
Mark Shim(テナーサックス)、
Stephan Crump(ベース)、
Tyshawn Sorey(ドラムス)により、
2017年4月にニューヨークで録音されました。

ECMにしては、
録音からリリースまでの期間が極めて短いのは、
「今の音」を一刻も早く届けたいというプロデューサー・Manfred Eicherの意向によるものでしょうか?
6人によるシャープなアンサンブルが響き渡る1曲目「Poles」。
極めて都会的であり、
力強いのに騒々しく聴こえないのは、
彼らの実力のなせる技だと思います。
サックス・ソロは、
ビル街の夜空を切り裂くかのよう。

セクステットならではの重厚なサウンドで、
複雑な構成ながら統制のとれた2曲目「Far From Over」。

3曲目「Nope」は、
フェンダー・ローズのキラキラとした音から始まり、
ミディアムテンポで粘っこいテーマが奏でられます。
Iyerは中盤からピアノに向かい、
サウンドにアクセントを施している。

4曲目「End Of The Tunnel」は、
エレクトロニクスを効果的に用いた2分ちょっとのインタールード。

Iyerが自由に飛翔するようにピアノを奏で、
その背後からドラムスが鋭角的なリズムを刻んでいく5曲目「Down To The Wire」。
ダークな雰囲気のサックス・ソロ、
そして迫力満点のドラム・ソロへと続き、
6人が力演を繰り広げます。
このアルバムのベスト・トラックでしょう。

6曲目「For Amiri Baraka」には管楽器は加わっておらず、
ピアノがメインとなって、
ジャケット通りの都会の夜を感じさせる演奏を聴かせてくれます。
Far from Over

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