一発屋、というには惜しいLAメタル風バンド。

KING KOBRAReady To Strike (オリジナル・マスター再発日本盤) B00004VOXM

1. Ready To Strike (5:21)
2. Hunger (3:27)
3. Shadow Rider (4:05)
4. Shake Up (3:30)
5. Attention (3:43)
6. Breakin’ Out (4:00)
7. Tough Guys (4:21)
8. Dancing with Desire (5:36)
9. Second Thoughts (3:47)
10. Piece Of The Rock (3:34)

EMIミュージック・ジャパン [CD] TOCP-8054 | JAN/EAN:4988006690363

　スゴ腕ドラマー：カーマイン・アピスが「若い者には負けん！」と自ら結成したメタル・バンド。
LAメタル的なサウンドを持っており、
ゴージャスでキャッチー。
ヨーロッパ系のバンドに見られる「陰」のようなものは無い。


　ヴォーカルはマーク・フリー。
バンド解散後はソロでも歌った。
驚くのはその後で、
何と性転換し、
マーシー・フリーと改名したのである（！）。
メタル系は、
頭のてっぺんから出るような、
高音を必要とするジャンルであるが、
そのため、
女性的な声の人も多い。
どうやら声だけではなく、
精神の方も女性的な人が結構いるようだ。
JUDAS PRIESTのロブ・ハルフォードも男色であることを公表しているし、
クイーンのフレディ・マーキュリーも同様だ。


　しかし音楽を聴いている限り、
そんな事はどうでも良い。
カッコイイ高音で、
なかなか上手いシンガーだ。
デビュー・アルバム（本作）の目玉は、
何と言ってもオープニングの「Ready To