相手を思いやる気持ち

昨年見損ねた作品をやっと観られました。

先日インドへ行きましたが、
ほとんどの人が英語でした。
国土が広すぎるため訛りがありヒンズー語でも通じないとかで、
学校では英語で授業せざるを得ないというのは聞いてはいましたが、
ここまで英語がほぼ公用語のように話されているとは思いませんでした。

飛行機で隣に座った男性が言っていましたが、
彼の妻は貧しい出で英語が喋れないと言っていたのを思い出しました。

映画でそこまでの意味があるかわかりませんが、
現代のインドにおいては英語が喋れない＝きちんと教育を受けられていない(または学校に行けなかった)という風にとらえられてしまうのかなぁ、
、
、
と。
そうでなければ英語が苦手というだけであそこまで妻、
母を侮辱しないと思います。


英会話の勉強にフォーカスされていますが、
この映画はそこではなく、
「愛よりも尊重されたい」と後半で主人公が言っていたとおり、
人として妻として母として尊重すること、
相手を思いやる気持ちの大切さを伝えています。

時間としては長い映画ですが、
とても良い映画でした。

主人公のシュリデヴィの美しさも必見です。