ホログラムの影の薄さ

すっごい楽しみにしてたトム・ハンクス主演映画「王様のためのホログラム」が届いたので寝る間を惜しんで今、
見終わった！
サウジアラビアにとばされたアランが新技術を売り込む、
その道中の話
美しく広がる青空にコントラストが映える荒涼とした大地
異文化なのに何故か懐かしい建造物
それら映像美を彩る美しい音楽
トムが出ている時点で80点以上は固いとする贔屓目採点の私(笑)
肝心の中身は…
うーん…
いや、
面白いんですけども、
オモロかったですよ
ただ、
この監督の前作「クラウド・アトラス」と同じく
どこか纏まりきらないテーマ、
フィクション映画という媒体で描くにはどうしても現実に即しすぎ、
映画的・脚本的展開が抑え気味なリアルなところが少し退屈やったかも
新技術のホログラムのプレゼンもあっという間に終わってしまったし
のんびりとしてるとも言えるんかもやけど
そういうのは好きですしね
あらすじを見たときのワクワク感をすべて満足させてくれたかというを少し微妙、
シナリオやキャスト的にもっと面白おかしくも出来たような気がしてちょっと残念