逆転のいきもの事典

前作とあわせ、
2冊ともこどもたちの集まる場所に置いています。
前作を気に入っている子たちは、
自分が目を通す番の回ってくるのを、
今か今かと待ち構えています。


しかし、
不思議です。

こどもたちの読書離れは常に叫ばれ続けていますが、
本作のように少しの工夫、
着想次第で、
本はテレビにもゲームにもYouTubeにも負けないほど、
こどもたちの興味関心を惹くものになります。

左から右へと流れるこどもたちの目の動きは真剣そのもので、
新しいことを知りたい、
吸収して誰かに話したい、
という気持ちにあふれる輝きを見せています。


内容は、
タイトルのとおりです。

昨今の動物園にも時々見られるような特殊な解説が、
1冊にまとまっているといったところでしょうか。
（2冊目の刊行ではありますが）
アイディアが湧いたところで、
実際に情報を集め編纂するのは難しそうな、
この作品。
大変なご苦労もあったろうと推測します。

楽しい本を、
ありがとうございます。