最高の盛り上がりシーンは夏帆が泣きながら牛丼を食べるシーン。そこからの失速感がハンパない。

星野源と夏帆の演技は素晴らしい。


夏帆演じる奈穂子は、
目が見えないのですが
目の焦点があっていない（合わせない）

演技がわたしは第一印象で凄いな、
と感じました。


星野源は３５年間彼女なし・恋愛経験なしの健太郎をうまく演じています。


まさに適役。


こんな人いるいる☆ってうなずいてしまいます。


ストーリーは周囲（主にお互いの両親）に反対されながらも
お互いの恋愛を成就させようとする男女のストーリー。


劇中でさえない公務員の主人公は彼女の為に奮闘します。


いままで挑戦してこなかった昇進試験や見た目にも気を使い始めます。

途中で彼女をかばって大怪我にあいますが、
それでも諦めない！

一度事故にあって会えなくなった後に

奈穂子が

かつて主人公と過ごした日々を思い出し、
ひとり泣きながら牛丼を食べるシーン
これがこの映画の最高潮です。


でもね

そこからの失速感がハンパないのです。


その姿を見た主人公は１３年間休まなかった仕事を初めて早退する。


そして菜穂子に会うためにひたすら走る！

走る！職場を出たのが昼間だったのにいつのまにか、
夜！
とにかく走る！

そして

菜穂子の自宅に満身創痍ながら到着

そこで主人公がとる行動は

『夜這い』

これがすべてをダメにしている。


他にすることなかったのか・・

涙の牛丼まで９０点　そこから１０点。


そんな映画でした。