『偉くない』ことを揶揄したものでなく歴史人物列伝
本書のタイトルは『本当は偉くない』とあって、
歴史人物を揶揄したような印象を受けるが実質的内容は歴史上の(正当な)人物列伝であり、
当該人物の生没、
史的位置付け、
歴史的功罪、
エピソードなどにつき、
(Kindle版なので感覚的なものだが)概ね1200〜1500字ほどで纏められている。
当該人物の評価は「偉人度」と「重要度」について、
著者の主観から10段階の通信簿が付される。
構成・内容は、
アマゾン商品ページ(この上の方)の「内容紹介」と「出版社からのコメント」が詳しいのでそれに譲る。
前述のように人物によって解説の濃淡はあるが、
主要な事績や政策、
エピソード等を中心としており、
歴史を紐解く上で一般的に名前の仄聞される人物は大凡そ網羅されていると言って良いだろう。


通信簿は10段階評価だが、
上記の出版社のコメントを良く読むと判るように、
いわゆる“オール10”の優等生はいなかったようである。
尤も「重要度」と「偉人度」の2教科ではある。
個人的に意外な好成績の人物は「リシュリュー」で19点、
これは私の不勉強によるかもしれない。
他に19点はリンカーンやナポレオン(ボナパルト)などがいる。
反面意外に成績が思わしくなかったと思うのはエリザベス1世の13点、
ルイ16世でさえ11点なので私の評価が高すぎる?……著者は彼女をして「安全運転に徹した処女王」と評しているが、
彼女が“大英帝国と結婚した”と言ったかどうかはともかく、
私の評価では大英帝国発展の礎を築いた人物と観るので、
なんとか及第点(6割超え)では若干寂しい(笑)。
それはさておき、
通信簿の対象ではないが、
6個の地域別カテゴリに分けた「世界各国のローカル・ヒーロー列伝」が別途展開され、
本文トピックに漏れた人物も取り上げている。
楽しく読める人物列伝と言えよう。
本当は偉くない?世界の歴史人物 世界史に影響を与えた68人の通信簿 (SB新書)

その他の感想

5歳の甥っ子大喜びでした。
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2日でご臨終に…
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