なによりも著者の勇気と良識に感動しました。

なによりも著者の勇気と良識に感動しました。

日本中が高齢者叩きに夢中になって、
反省のかけらもない、
この時代に、
このような本を出しただけでも素晴らしい快挙です。
多分、
大手の出版社が出版を嫌がったことは、
想像に難くありません。
それでもこのような本を出版してくれた出版社にも感謝します。

タイトルからも、
著者の気合が伝わってきます。
一人で日本社会に立ち向かう姿は、
まさにドンキホーテのようですが、
悲壮なほどの覚悟を持って、
異議申し立てをせざるを得なかった著者の気持ちが痛いほど伝わってきます。

中には、
やや過激な意見もないことはありませんが、
多くは普通の高齢者が言いたくても言えなかった正論です。
著者の意見に賛同する国民がどのくらいいるかはまだわかりませんが、
すくなくとも私は、
全面的に賛同します。

この本が、
少しでも多くの人に読まれ、
この閉鎖的な社会が少しでも変わることを祈ります。