名刺代わりに
本書を読む前に、
不安に思っていた点が2つありました。
まずひとつめは、
この本が石動竜仁氏こと軍事ブロガーのdragoner氏が、
ブログで披露している記事をそのまま活字化したものなのではないか?という懸念。


氏のブログにある、
テルアビブでの乱射事件と、
帝国陸海軍の特攻隊を「自殺攻撃」というキーワードのみで結び付けて論ずるような、
いささか性急な話題の展開や飛躍がそのまま活字になってしまうのか?という危惧です。


ブログであれば、
まあ「アリ」なのでしょう。
むしろスピードと閲覧数重視のブログ用の文章ならば、
炎上すれすれのこの荒っぽさは必須の条件なのかもしれません。
しかし旬の話題を急いで掴まえ、
飽きられぬうちに素早く解説の上、
読者に披露し、
アクセス数を稼ぐブログと、
映画などと同じく「先払い」で読者からお金をいただいてしまう活字の本では、
適したやり方が異なります。
文章の書き方や構成もいちから考えなおさねばならないでしょう。
それができているのでしょうか。


もうひとつは「安全保障入門」という、
あまりにも「大きく出た」タイトル。
専門性をうたう書籍であるなら、
子ども向けの解説本でも、
一般向けの入門書でも、
本気で初心者に向けて制作しようと思ったら、
新人ではなく、
むしろその道の一流の専門家に執筆や監修をお願いするものです。
間違いや嘘を子どもや初心者にすりこんではなりません。
心ある出版社であれば、
その点は慎重すぎるほど慎重になるものです。


活字業界の片隅に暮らして、
各分野の一流のプロの方々が「入門書」「解説書」の執筆や監修の依頼を受け「荷が重い」と逃げ回るのを実際に目にしてきた身としては、
初の単著で「入門」の名乗りを挙げるのは、
これはもう、
あやういとしか思えませんでした。
「大丈夫だろうか?」

結論から言いましょう。
まったくの杞憂に終わりました。


筆者が冒頭に述べている「特定の事象に対する筆者の理解を示すという構成はとらない」「現在進行形で起きている紛争に対するニュースや、
安全保障に関する議論について、
バイアスを除去し、
自分で考えるために必要な、
基礎的な情報に焦点を当てて」いる。
この姿勢は、
最初から終わりまできっちり貫かれています。
安全保障入門 (星海社新書)

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