ほとんどのＦ-１４にはこのままでは使えないと思います。

キットの内容は、
70年代から80年代初めの頃の仕様だと思います。
サイドワインダーやスパローでは文字デカールがありません。
フェニックスミサイルでは先端のレドームと本体の塗装指定が、
グレイ／ホワイトで、
Ｆ-14Ａの初期仕様と思われ、
後期仕様のそれと逆になっいます。
モールドも異なっていますが、
決定的なことは、
文字デカールが異なっている上に数も足りません、
ですから本キットのフェニックスは厳密にいうとほとんどのＦ-14には使えないと思います。
ハセガワから1/72スケールの凹線Ｆ-14Bキットが出ているので、
これに搭載できるウェポンキットがハセガワから出ていて然るべきなのですが、
残念ながら私は知りません。
（少なくとも、
現在アマゾンからの入手は困難なようです。
）モデルアート9月号にハセガワＦ-14Ｂにこの武装パーツを付けた作例があるように、
本キットでもそれなりに雰囲気を楽しむのことはできますが、
正確なものなのかはいささか疑問です。
Ｆ-14ファンとしては、
本年のスケールアビエーション7月号に添付されたＦ-１４Ｄのための「手抜きの無い武装パーツ」が、
たとえ高額でも貴重な物に思えてなりません。
値段は多少高くても良いので、
ハセガワには全てのＦ-１４に対応した、
手を抜かない新規キットの販売を期待しています。