初期ハイロウズの純粋なロックバンドらしさがよくわかるミニアルバムだと思います

歌詞に意味がなく、
ただただブルースやパンクっぽいリフが続く、
そんなハイロウズの初期のハングリーさが続いたのは、
4th「バームクーヘン」あたりまでじゃないかと思います。

それ以降は後期ブルーハーツと同じ感じがします。
それはそれでいいのですが、
ハイロウズとしてのとんがりは初期にあったのではないかと思います。

特にこのアルバムは、
そんな初期のハイロウズのわかりやすいかっこよさが集成されている気がします。


・女性にくっつく男性を悪い虫に見立てた「虫」
・「キャブレターいじくる　キャブレターいじくる」という歌詞ばかり、
同じリフが続く、
マーシーらしい「キャブレターブルース」
・哀愁漂うハープが響くヒロトの「ハートブレイカー」

良いです。