銃火器体系の早期確立と、総力戦体制への移行・戦術体系の激変の序章が判る圭作
まず、
個別小火器のカタログ的な網羅と機構解説が欲しいなら、
この1冊は向きません。


筆者の切り取る視点は、
後装填式金属薬莢弾の登場で、
小火器に関しては、
殆ど
技術的飽和を190年代初期に果たしている、
ということからスタートします。

(所謂、
サイドアーム・ショルダーアームという分野ですね)

実際、
英国のリー・エンフィールド小銃や、
コルト・ガバメント、
BAR等は、
第二次大戦
まで使われていますし、
日本のアリサカ銃も、
三〇年式~三八式~九九式と使われ
続けています。


マシンガン体系が確立し、
マキシム・ビッカース重機関銃が登場した時点で、
飛躍的に
殺傷能力が上がった(=銃弾の消費量も桁違いになった)時点で、
国家戦争は総力
消耗戦の時代に突入し、
凄惨な塹壕戦の膠着になります。
そして実は、
その先駆けは、

日露戦争の旅順攻防戦です。
毀誉褒貶の多い乃木将軍ですが、
塹壕を掘り進めての
要塞の工兵地下爆破、
というのはこの時期には画期的でした。
要塞そのものを戦術
目標とせず、
二十八サンチ重榴弾砲での港湾攻撃というのも、
児玉源太郎の力添え
があったとはいえ、
炯眼だったと言えるでしょう。


この1冊を通して感じるのは、
第二次大戦や太平洋戦争が、
国家戦争の大消耗戦に
なる、
というのが、
国家戦略の一つの政治的前提となったこと、
そして、
国力、
なかんずく
資源と生産力、
輸送力が勝敗を分ける、
ということです。
そして、
先進国(と言って良いか
判りませんが)の少子化時代と人権意識の高まりの中で、
国家総力戦というのは、
核兵器
が実質禁手になった状況にあっては、
もう生起しないあろう、
ということです。

(第一次大戦の実質的な終結のターニングポイントが、
ロシア革命と、
独逸のキール軍港
 の反乱、
要は、
軍(=兵)が、
もう嫌だ、
と言いだしたことにも象徴されます)

この膠着状態を打破するために、
毒ガス・戦車・大規模航空戦といった、
「新兵器」体系が
生み出されますが、
これが、
塹壕内での格闘戦でのサブマシンガンと共に、
国家正規戦
第一次大戦小火器図鑑1914~1918

その他の感想

耐久性悪し
デザイン、質感共に上々です
普通に買えますよ。
全く問題なし安定の東芝
写真どおりだが、取扱い店により違う商品
なんとも気休めの中途半端なポートフォリオですね。
安いので舐めてたけど、さすがはポラロイド社製
衝撃的なタイトルとは違って、実にキッチリしたルポと感じる。昭和の良き時代の隠された歴史の一部が克明に記述されている。
一致団結・最終章!
写真に注意したほうがいいです。
中小企業者の経営術
軽くて履きやすく歩きやすい
アップグレード感想
長さが良かった
使い勝手が悪すぎる
野菜スープを育てるなんて発想が素敵!!
初見プレイです
SSサイズから検討
また泣いた
赤+反転液晶!
もんげ~人気ズラ~
いい入門書の一つ
料理をしたくなりました。
気持ちいい肌触り
まあよくある本
とりあえず買ってますが
ポケットに忍ばせておくだけで安心できます。
とりあえず持っておいて損はないパーツ
うっとりしました
知らなかった木の知識 読むと使ってみたいとわくわくします。
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