TVアニメでファンになったかた必読の巻とおもいます

ＴＶアニメでみてキングダムに魅せられ、
単行本を購入しました。
この前の８巻では人質とされていた敵国趙から、
命からがら帰国した政（のちの始皇帝）の幼い時代のエピソードが語られていましたが、
即位したのちも、
この少年王はしばしばいのちを狙われたのが史実なのだそうです。


この巻では種々の暗殺者により、
政を支える勢力がそぎ落とされてゆき、
やがて宮廷にその刃が向けられます。
暗殺者のなかにはなんと、
信とともに戦場で戦ったあの仲間の姿が。
。
。
そして、
とある筋から宮廷を直接守る機会をあたえられた信は、
政を守るため、
今回も宮廷で大奮戦です。


終盤、
この暗殺を仕組んだものとは、
あってはならない勢力であることが明かされます。
歴史的には、
それゆえに政は、
こののちますます警戒心が強くなり、
最後には極端な弾圧者へとなっていってしまうのだろう、
とおもわれました。
前巻ともども、
ＴＶアニメでは紹介されていない貴重な部分であり、
ＴＶでキングダムのファンになったかたには必読とおもいます。