文殊は知恵、普賢は慈悲の菩薩

高速増殖炉は夢の原子炉である。
　しかしその実用化には英、
米、
仏で失敗している。
　その失敗の原因を調査することなく導入を決めた政府は無謀だったと言えよう。
　ナトリウムの漏出、
火災事故は想定内であり、
なぜそれに対する研究が先行しなかったのか。
　基本技術がおろそかでは原発は安全に作動しない。
　新型炉の建設には予想外の事故に見舞われるのは科学の常識である。
　これらを想定して材質の選定やナトリウム火災の防御をしなかった原子力科学者とは無学、
文盲の集団か。
　福島原発に際しての彼らの無能ぶりには国民は唖然とさせられた。
　科学技術庁の安全神話のプロパガンダにも唖然とする。
　文殊の危険性を自覚しておらず、
安全と国民を虚報で洗脳する。
　NHKの報道にも横槍を入れる。
　住民の思想調査までもして分類する。
　お金による買収も日常茶飯事という。
　文殊の事故隠しを担当していた西村成生氏が不審死したという。
　彼は家族の身にまで危険が及ぶことを心配していたという。
　国を挙げて事故隠しするより無能な原子力科学者を再教育または追放してはどうか。
　彼らは福島県民を原発難民にさせ、
その子供たちに学校でいじめを受けさせながら大学では何の研究発表もせず無為に過ごしているのである。