全国民のプライバシー権の侵害:マス・サーベイランス
 2016年6月4日、
「自由人権協会」の主催によって、
開催されたシンポジウムを書籍化したものです。
第1部は、
基調講演ならぬ、
スノーデン氏への基調インタビュー、
第2部は、
4人のパネリストによる討論です(スノーデン氏は含まれません)。
1部と2部、
ざっと半々という構成です。


 映画『シチズンフォー:スノーデンの暴露』を見てから、
この書籍を読みました。
日本では、
スノーデン事件への関心が乏しいように思います。
かく言う、
私自身もそうでしたが。

 合衆国は日本とも連携して国民監視を実施しているので、
合衆国と同様のことが日本でも実行されているのと推測するのが合理的なようです。

 2010年、
国内のすべてのムスリムを日本が監視していた事実が、
流失した公安資料から明るみに出ました(恥ずかしながら、
今まで知りませんでした)。


 議論となる国家的監視というの、
ある特定個人の監視ではなく、
マス・サーベイランスです。
「すべての」電話やネット通信・接続・位置情報のメタ・データの収集です。

 メタ・データというの、
通信内容ではなく、
いつ誰が誰にどのくらいの時間通話したか、
どのサイトを閲覧したか、
あるいはどこにどうやって行ったか、
といったことです。

 メタ・データは、
探偵が個人を尾行して得られる情報にちょうど相当します。
IT技術によって、
国民全員にあらかじめ探偵をつけることが可能になりました。

 マイナンバー制導入でもそうでしたが、
やましいところがなければ、
なにも恐れることはない、
というレトリックが使用されます。
しかし、
「プライバシーとは悪いことを隠すということではない」(p.67)のです。

 隠すべきことがないからプライバシー権は気にしないというのは、
「話したいことがなければ言論の自由は必要ないというのと同じくらい危険」(p.68)です。

 ちなみに、
マイナンバー制度、
英国では恒久的人権侵害装置として、
廃止されています。


 スノーデン事件以前は、
証拠不十分として、
国家的監視の違憲性判断自体が却下されてきたようですが、
スノーデン氏の勇気ある暴露によって、
米国の行政府、
議会、
裁判所のすべてで変革が生じたようです。
スノーデン 日本への警告 (集英社新書)

その他の感想

長いこと待ってました
手の平に乗るサイズで丁度良い
靴の臭いとり!
旅行にも、普段にも
まだ着てません
いい感じです
さっぱりしすぎない
艦これフィギュアの傑作の一つ
期待を裏切らない出来で安心
予想を上回る重厚感、使用感でした。
とてもいいスパイクです。
また政宗くんが
本来はSサイズ
底に穴が
輪ゴムで縛られて配送されてきた
ズレない
音質がちょっと・・・・・
2年前チューリップの咲く畑に案内させてもらいました。
取付が簡単
すごく使い勝手がいい。
容量の少ないのは仕方ない事
容器の形が使いやすい (^_^)v
破損してました
みよちゃんも可愛い
医師の苦悩
フローリングが・・
少し厚めの書類も楽々
大人も子供も一緒に楽しめる本です。
隙間学習用に購入しました
カヤックにはちょうど良いかな。
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