可愛いだけじゃ終わらない作品集です。

山本アタル先生の描くとにかく可愛い子たちのお話がいっぱい詰まっています。

個人的には短いけれど「いくじなしのスペクテイター」の番外編が読めたのが嬉しかったです。


まず「愛しのデイジーリリィ」は数年ぶりに結婚の約束をした幼馴染の元へ戻ってきた小町と
すっかり環境が変わってしまっていた清丸のお話なのですが、
「小町をお嫁さんにする」と
キリッと言っていた清丸はちっちゃくて可愛くて、
泣きべそをかいていた小町は男らしくなって
いて、
ふおぉぉぉと思っていたらまさかの小町が女装男子でした。

そこで2回目のふおぉぉぉと思っていたらまさかの攻で3回目のふおぉぉぉ!と驚きの連続でしたが、

そこは山本アタル先生ならではの女装男子が執拗に攻めている姿がめちゃめちゃ可愛かったです。


「律くん、
ボクはね」は同じ学校の「律くん」のことが好きで彼が捨てたものは唾液のついた
ストローだろうが何だろうが宝物のコミュ障の鈴宮がまんまと律くんをハメたお話。

ちょっとしたホラーですが、
山本先生が描くとあら不思議。

鈴宮が可愛くてなんだか純愛に見えてしまいました。

ある意味純愛なんですけどw