実に慶賀すべき記念的訳業
『ギリシア詞華集』の邦訳第11巻が刊行されたのが、
2015年のこと。
訳者の沓掛氏は選集『ピエリアの薔薇』を編まれた大家なので、
まさしく適任だが、
1941年生まれなので、
いつまでかかるか(この西洋古典叢書では、
複数の訳者が担当しつつ10年以上かかっても完結していないシリーズもあるので)、
正直なところ、
完結を危うんでいた。

ところが、
僅か2年で最終第4巻の刊行に漕ぎ着けられたことに瞠目した。
ただでさえ超人的な早業だが、
御年を考えれば、
居住まいを正す思いに駆られる。

つまらない詩が多い、
日本語に移植不可能など、
解題における率直な吐露も、
確かに本編に目を通せばその通りと首肯したくもなるが、
それでも全篇を日本語でアクセスできるようになったことの価値は計り知れない。
この第4巻に収録されたものとしては、
算術問題、
謎々、
アポリネールのカリグラムの遠い祖先である図形詩など、
いわゆる近代的な詩の観念の範疇からは程遠いが、
韻文形式が許容するお遊びの範囲をしめしていて興味深い。


些細な誤植が散見されるのが実に惜しい。
もっとも、
この西洋古典叢書の多くについていえることなのだが。
今年はアイリアノス(本邦初訳)やロンギノスの刊行も控えているということなので、
ロウブなど欧米のそれに匹敵する西洋古典叢書もいよいよ本気かと、
一読者としては楽しみだが、
京都大学学術出版会の担当氏には、
最低限の校閲はきちんと行ってほしいとお願いしたい。
それとも予算が足りないのでしょうか?税金はこういうところに投入してほしいですね。
ギリシア詞華集4 (西洋古典叢書)

その他の感想

何故だか走り出して1時間ほど映っていない・・・(汗)
水耕栽培用のスポンジです。
あれっ?
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ハイレベルテキストをお勧めします。
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ストックの持ち手が・・
親切な対応
小さくて物凄く良い!
ワインの多面の一面。
薄いのに暖かくてお薦め
ドコモ
真にアヴァンギャルドと言える、建築家の住宅図面集。
味のばらつきがなくなります。
そもそもワンポーカーという種目自体に難があるのではないか
後味悪くガッカリ…
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