もうこんなニュアンスに富んだサスペンス映画をアメリカ映画に求めるのは無理だろうなぁ
1974年度の作品ですからもう40年以上前の作品です。

当時ちょっとした「パニック映画」ブームだったこともあってこの邦題なのでしょうが。

中身はかなり「ユニーク」な作品というのが正直な感想。


「パニック」とタイトルにありますがこれはそういう映画じゃないですよね(結構笑えますし)。

確かに地下鉄乗っ取り、
身代金要求、
列車暴走といった要素はありますがそのパニックスペクタクルが目玉の作品という訳ではない(特に現代の視点からすれば尚更)。

派手な銃撃戦や爆発シーンでお茶を濁したりすることもない。


にもかかわらず見終わると「あぁ面白い映画を見たなぁ」と満足感で幸せな気分になれる。

結局、
作り手が「いい仕事」をした結果が如実にフィルムに映し出されているからなんでしょうね。

W・マッソー、
R・ショウ、
M・バルサムを筆頭として脇役にいたるまでが実にプロらしい「味のある」俳優陣(スターではない)で固められています。

そんなプロたちが与えられた役に生命を吹き込んだ上で演技の火花を散らしております。
それこそが見どころですから。

その上で遊び心すら感じさせる演出の妙もあってラストのラストまで画面から目が離せなくなるわけです。

こういうのを「味のある映画」って言うんですかね。


全編NYロケ敢行で地下鉄の司令室もなんと本物(保安上の理由からかなり揉めたそうですが)。

乗っ取り犯たちはお互いを「Mr.ブルー、
Mr.グリーン」など色のコードで呼び合いますが、
これは後にタランティーノが「レザボアドッグス」で流用してましたね。

後、
スピルバーグに白羽の矢が当たっていたという話も(JAWSより前になりますが結局、
実現しなかったわけです)。

圧倒的な存在感を見せるロバート・ショウは撮影の合間には撮影現場の地下鉄ホームに持ち込んだ「卓球台」で出演陣やクルーと対戦してボコボコにするのが息抜きだったそうです(笑)。


若い世代の方の多くは未見でしょうが「映画好き」と自覚があるなら見ておいて損はない作品ですよ~。
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