韓国現代史を象徴する一冊。

ドラマや映画でもおなじみとなったお隣の国・韓国。

しかしながら、
韓国が近年に至るまで軍事独裁政権だったことを知っている人は少ないのでは無いでしょうか。


本書は、
太平洋戦争後に始まった韓国の軍事独裁政権・クーデター・そして民主化の歴史が非常にコンパクトにまとまっています。

現在、
日本に生きている私たちは民主主義が当たり前のものであり、
軍事独裁政権下で生きることは想像することすら難しいものです。

韓国という最も親しみがある国家において、
本当の民主主義を手に入れるために、
多くの犠牲があったことは学んでおいて損は無いと思います。