運用性は抜群。

運用性は抜群です。


物理的なUX（ユーザー体験）を軽視して、
ソフトウェア面のみでのUX向上に傾倒しつつあるメーカーが多い中で、
その点をきちんと作り込んでいることは評価できるのではないでしょうか。

個人的にはWin８のタブレットでも、
こういったデザインのものが在るといいなと期待しています。


[良い点]
初代Sony Tablet Sのように偏重心デザインで非常に持ちやすく、
持ち歩く紙の資料をすべてPDF化してしまえば、
400g程度の質量ですから移動の際の負担が軽減されます。


また、
バッテリーも16時間駆動と長持ちで、
一日程度なら頻繁に使ったとしても予備バッテリなしの単独運用が可能です。


SoCのCPU性能は現世代の中で比較してしまうと決して高性能でないものの、
CPU性能は一世代前の標準機〜高性能機（snapdragonデュアルコア・tegra3クアッドコア）程度のものを確保しており、
web閲覧・書類閲覧程度であれば問題なくこなせます。


[留意しなければならない点]
音は、
アンプの性能が価格相応なので、
過度の期待は禁物です。
Dolbyのソフトウェアで補正をかけてやっとというレベルでしょうか。
と言っても、
androidタブレットで十分に音が鳴るのはS-Masterを搭載したXperia Tablet S くらいのものですが。


また、
SoCのGPU性能上、
解像度の高い動画FHDコンテンツは若干処理落ちが出ます。


これらの点から、
映画観賞用の機材としては、
必ずしも優秀とはいえないところがあります。


[悪い点]
lenovoらしいといえばlenovoらしいものが一点。

microSDカードは最初に入っていたダミーカードで奥まできちんと押しこまなければなりません。

この点がマニュアルに「言語表記」されておらず、
「絵」のみの表記なので、
わかりづらいことこの上ないです。


もう一点は、
lenovoのAndroidメーカーとしての経験の浅さに起因するのでしょうが、