稀代のスケーターの軌跡を辿るモニュメント

主だった名立たる名プログラムがカバーされた、
ベストアルバムです。

まず何よりも嬉しいのは、
今季のエキシナンバー計2曲が冒頭に収録されているところ。

THE ICEで初お披露目のため、
これを聴きながら週末まで心待ちにしたいと思います。
（初お披露目まで、
あと数日！）
また昨シーズンのSP、
FS、
エキシが収録されているのも嬉しいところ。

昨シーズンはCDが発 売されなかったため、
これだけでも重宝します。

ただ残念なのは、
リチュアルダンスがピアノバージョンのみだったこと。
オケバージョンは収録されていません。

このプロはSP、
FS、
両方合わせて一つのプログラムとして完成するため、
是非ともFSオケバージョンも収録してほしかった…これが本当に残念。


その他は　浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14(DVD付)　に収録されている楽曲と、
何曲か被っています。

同じ音源のものもありますが、
異なる音源もあります。

ラフマピアコンのピアニストは、
前作がラン・ランで、
今作はユジャ・ワン。

オケも指揮者も異なるため、
それぞれの違いを聴き比べるのも楽しみ方の一つだと思います。

また面白いなと感じたのが、
チャルダッシュ。

主旋律がコロコロとした可愛らしい音だったため、
当初はピッコロかな？と思っていたのですが、
ピッコロにしてはやけに丸みを帯びた音。

よくよく聴いてみたら、
何とリコーダーでした。
大変新鮮で、
聴きごたえがありました。

仮面舞踏会は前作はフルートの旋律を前面に押し出していましたが、
今作はフルオケバージョンです。

個人的にはカプリースが収録されていたのが、
非常に嬉しかった。

歴代の真央さんのエキシプロの中では、
カプリースとタンゴが最も好きなプログラムです。