松永久秀の立ち位置が絶妙

奥州を背負う若き梵天丸のところに剣術指南役としてやってきた小十郎は、
彼をいきなり殴り飛ばします。

梵天丸を「テメェと呼びタメ口で話す小十郎が新鮮です。
梵天丸も小十郎を「アンタ」と呼んでいます。

そしてある冬、
青葉城に松永久秀が攻めて来ます。

剣を交えた松永は、
二人を見て好き放題言って帰って行くのです。

ラスト、
小十郎がそばに居ると誓い、
政宗は「右目になってくれんだろ？」と言うのですが
そのためには松永とのあれやこれやが必須だったのだろうなあと思います。

勿論それだけではなく、
ずっと一緒に食事をして話をしてぶつかりあって、
畑を見て、
といった
二人の仲が近づいて行く流れはありますが、
決め手がこれ、
というわけです。


あと梵天丸が片倉家で横文字の本を見つけ、
興味を示すエピソードが1頁だけあります。

序盤、
ほんのちょっとだけ幸村とお館様が出て来ます。

幸村がすごくちっちゃくて可愛いですが、
お館様は全然変わらないです。