値段ほどの価値はない

戦国BASARAは3から入り、
宴、
遡って1、
2、
英雄外伝とプレイしていったくらい大好きになりました。

4を買って思っていたよりは良くなかったので、
「宴」がそうだったように「皇」ではきっと改善されると期待していた訳です。

その期待が、
この「衣装21式道具箱」という一万円超えの購入に踏み切らせた訳ですが…。

正直に言って、
酷いです。

4と同じ内容が入っていて、
4を買う理由が全くなくなりました。

追加はプレイヤブルキャラクターの追加（4では使えなかった新キャラと旧キャラ）、
アニメルートや戦国創世ルートがなかったキャラへのルート追加です。

「宴」や「英雄外伝」にはあった、
別の切り口からの追加ストーリーはないです。
宴で追加された「100人組み手」などのおまけ要素もありません。

特に、
ルート追加に関しては、
元々多いキャラと少ないキャラで不平等だったのが問題なので、
不完全だったものを補った完成版でしか無い訳です。
だったら最初からそうしろよ…という感じです。

それでも、
全員同じ数のルートがある状態になっていないので、
いかにも手抜きという印象を与えます。

正直、
「天下統一モード」のようなサクサク遊べて、
4とはまた違うストーリーみたいなのがあった方が楽しいのに、
何故4と同一の、
完成版でしかないものをこの値段で買わされるのか。
腹立たしいです。

更に愕然としたのは、
この値段を出して通常版と同じ大きさの安い箱、
目玉のDLコンテンツである衣装を解説した本がペラペラの中綴じ本、
しかも箱と同じ大きさという安っぽいものだったこと。

確かに収納はしやすいでしょうよ。
しかし、
一万円も出したらせめてもっとマシな化粧箱か、
通常版とは明らかに違う高級感あるデザインの箱と本にするとか無かったんでしょうか。
余程コストを安く上げたかったのかと、
これも手抜き感を感じます。


肝心のゲームですが、
まだ婆娑羅まではプレイできていないのですが、
通常~難しいまでは4ほど雑兵がやっかいではなくなったような気がします。

雑魚をなぎ倒していく爽快感がBASARAの楽しさだと思うので、
あれは全くありがたくなかったです。