コンパクトさをどう感じるか

ゲームを開始して、
フィールドを歩くと早速、
オークの小隊と遭遇。
何も考えず大将首をとりに突撃すると、
いい感じに雑魚敵に妨害されてなかなかうまくいかない。
そうこうしているうちに、
近くのオーク小隊が気づいて援軍にやってきて、
戦況が悪化し始めて返り討ちにあうことに。

殺されてしまったなあと思っていると、
戦闘に参加していたオークの小隊長が出世して、
さらに強くなるというシステムは斬新だと思う。

なるほど、
攻め方が悪かったと、
フィールド上にある蜂や獣を利用してオークを混乱させて首をとる。
序盤の主人公は複数のオークに囲まれるのが苦手で、
オークは軍団という通りに集団で要地を守っているのでどう戦うかという戦略が重要になる。
接敵する前にオークの小隊長の位置やフィールド上で使えそうなオブジェクトを確認する能力をもっているのでこれを利用する。
それでも厳しければ、
オークの小隊長がもつ弱点を知るオークを捕まえてそれも戦略に組み込む。
などなどの工夫が大事なゲームという印象です。
戦略面だけでなくシステム的にも主人公はオークを倒すうちにアビリティを選んで強くなれ、
行動の選択肢が増えて戦いやすくなっていく。

そうこうしているうちに何度となく返り討ちにされたオークが出世して、
軍団を治める立場となり、
それを追い詰めた時などは、
因縁を感じてしまう。


ゲームはとてもおもしろい。
特に序盤の操作に慣れないうちやオークの返り討ちにされているときが。
フィールドも狭いというより、
コンパクトにまとまっているようで個人的には好印象。
オークの守る要地はただ適当に作られているというより、
マルチプレイのマップのように過去の攻略経験がそのときの戦闘にプラスになるようなイメージです。
常に初見なのにどこかでみたようなフィールドというのでもなく、
どうでもいい要素ではあるものの収集系のミッションもやろうかなというくらいに移動も楽なのがよい。