さすがのドイツゲーム大賞受賞作

ラクダのレースの勝敗を賭ける。
競馬ならぬ競ラクダ。


そのテーマを知ったときはあまり期待していませんでした。
過去に「スライムレース」とか「ロイヤルターフ」など同様のテーマのゲームがあったからです。

木製のラクダ駒が同じマスに止まると積み重なるというのも「すすめコブタくん」というのがありましたし。


しかし遊んでみて大反省。

おもしろさがずば抜けています。


レースの最終予想だけでなく、
ラウンド毎（5頭のラクダがすべて一回づつ進む）のトップの予想をします。

予想は早くしたプレイヤーほど点数が高いのですが、
はずれていればマイナス点。

さらに結果は最後まで確定しないことが殆ど。


サイコロを使いますが目は１、
２、
３の三種類。


「１だったら良いが、
２と３だったら駄目---」など1/3、
2/3といった簡単な確率に賭けることが多く、
その盛り上がりは大したものです。


サイコロを振るためのギミックも素晴らしく、
ピラミッド型の壺（？）を使いますが、
うまくランダムに1個のサイコロが出てきます。

理屈から言えば、
袋の中に5つ（5頭分）のサイコロを入れ、
ひとつ取り出して振ってもできるのですが、
その手間をこのピラミッドで行うことでスマートかつスピーディ。


現在のところ3人、
4人プレイしかしていません。

8人まで遊べるとなっていますが、
最低5手番（5回のサイコロ）でラウンドが終わることを考えると8人では多すぎる気がしますが、
どうなんでしょう？