私も土方、角栄も土方、総裁選出をトンネル現場でラジヲから知り、身震るいした
 新聞広告に、
「金権政治を批判していた石原慎太郎氏が田中角栄の自伝を書いた」と載っていたので興味を持ってすぐにキンドルで買って読んだ。
私の住んでいる南スーダンでは、
キンドルは大変便利である。
思いついたその時にすぐにダウンロードして読むことが出来る、
そしてこの本は読み易くて面白かったので、
夕方にダウンロードして寝る前には読み終えた。


 私は石原慎太郎氏の著作をよく読むが、
田中角栄の金権政治を批判して、
時には一顧だに値しないような記述があったことを覚えている。
しかし最近は、
誉めることもあることに気がついていた。
このあいだ読んだ同氏の著作、
「歴史の十字路に立って 戦後七十年の回顧」の中で、
さんざん田中角栄を批判した最後に、
「物書きの私としては、
田中角栄という未曾有の人物にいまだにある魅力を感じざるを得ない。
」と述べていたのが印象的である。


 さて、
内容である。
石原氏は、
「俺」という一人称を使って田中角栄が独白しているような形でこの本を書いている。
そのために、
時には田中角栄ではなくて石原慎太郎が言っているのではないか、
と思わせるような箇所や、
青春時代の初恋の思い出を語る場面では、
なんとも石原慎太郎が独白しているような奇妙な感じを受けたものだ。


 例えば、
新潟の柏崎の役所に勤めている時に知り合って恋心を抱いた女性に、
選挙運動の演説の時に邂逅したのだが、
何か熱く痺れるようなものが俺の胸にきざしてきたものだった、
との記述の後の、
「あの感慨は一体何だったのだろうか。
あれは俺たち二人の間に過ぎて失われた時間への、
突然だがしみじみした回帰への実感といえたろう。
それはまだ三十前の歳でありながら俺自身の青春への、
突然ながら妙にしみじみした甘い回想のときめきといえたのかもしれない。
あの後、
今までの長い人生の中で何をきっかけにしてでも、
あの時のような一瞬だろうと痺れるような甘美な感情を抱いたことはありはしなかった。
」などは、
この本の中で気に入った文章のうちの一つである。
石原氏がこの一文で若き日の田中角栄の素直さを描いたが為に、
その後のどろどろした生臭い田中角栄の生き様に免責を与えたようなものだ。
天才

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