古今東西、様々な幽霊譚が・・・
●J・シェリダン・レ・ファニュ「手の幽霊」
ゴーストホラーの一つと云う以上に不条理感が漂っている。
「手」のみの幽霊なのか、
本体をたまたま人々が眼にしていないだけにのか判らない処が一層不気味。

●ディヴィッド・マレル「誰にも傷つけさせはしない」
娘を殺された男は殺人者の死刑を望むが・・・或る意味、
対象が死してから娘を想う主人公にとっての恐怖が始まったと云う事に成るが、
それが真実なのか主人公の妄想だったのかが曖昧に描かれており作者が距離感をもって主人公を眺めているのが特徴。

●アルジャーノン・ブラックウッド「死の舞踏」
主人公がヒロインの事を人に訊ねた辺りで大体の見当は着くが、
全体が美しく美事に纏められている。

●橋本純「消えない怨火 東京奇談新聞控」
本作者の「百鬼夢幻」シリーズの外伝と云うよりスピンオフ。
主人公は河鍋暁斎と顔見知りの新聞記者で、
彼が取材目的で「百物語の会」に参加した事から、
幽霊が関わる事件の顛末を見続ける事。

●イベントレポート「名古屋SFシンポジウム2015 パネル3クトゥルー神話への誘い」
先ず司会の方がクトゥルー神話を「一種のシェアードワールド」と紹介したと云うが、
誤解を招き易い。
シェアードワールドは共通の世界観を元に書かれるのに対し、
クトゥルー神話は記号化されたと云って良い幾つかの固有名詞を個々の世界観に基づいた作品に使用して行くからだ。
少なくともラヴクラフト、
スミス。
ハワード、
単独名でのダーレスはワールドをシェアードはしていない。
いや、
そもそもラヴクラフト自身が己の作品ワールドをシェアードしていない。
例えば必殺仕事人シリーズがシリーズに依って時代や一部の設定が異なりパラレルな関係とされているのと同様、
ラヴクラフトの諸作も幾つかは設定がパラレルな関係に有る。
一方、
ライメルの様にラヴクラフトに断って二次創作していた人も居るが、
ライメルの場合、
例えば「エーリッヒ・ツァンの音楽」と「ダンウィッチの恐怖」「インスマウスを覆う影」等を全部地続きの世界にしてしまって、
これはこれで独自の世界と云えるかも知れない。

コミックにも言及されたらしいが、
初期の漫画家では確かに魔夜峰央と諸星大二郎は避けて通れないだろう。
ナイトランド・クォータリーvol.03 愛しき幽霊(ゴースト)たち

その他の感想

買いました。
甥のプレゼントに購入
必須の商品ではある
安いわりにいい
ほしい情報はなかった
普通に使用
品質が悪い。勘違いしやすい広告。
着心地バツグン
まずまずかなと
退化・・・
コストパフォーマンスがよいと思います。
身近な話題が盛りだくさん
息詰まる熱戦
形が崩れます。
手軽に読めて、1冊で家事がOK。
EU
ゆるみます
カラー展開も良し、サイズも手ごろでA4サイズの整頓に丁度よいキャリーケース
新品なのに表示なく付録無し雑誌のみが届きました。
簡単に電源が取れました
ある程度満足
死着多数、その後も次々に死亡
高校生当事者が読むべき項目があります
コミックス11巻&12巻の再録がメインです
これを造ったセンスがすごい
見た目が変わった
For Child
値段良し ただ耐久性が?
建具補修にはいいです。
まだペンを使えない1歳児にスタンプ
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