読みやすく分かりやすい素晴らしい入門書
単に米国法の素晴らしい入門書というだけでなく、
日本法との違い、
即ち日本法の特性(特徴)を逆照射し浮き立たせてくれる実に興味深い一書である。
幾つか、
備忘までに引用して記しておきたい。


「むしろ重要なのは、
判決からスタートして抽象的な法を導く思考方法が、
条文からスタートしてそれを具体的事実に適用する場合と逆だということです。
英米法的な思考は、
帰納法になり、
条文からスタートするのは演繹的な方法になります」(48頁)。

「売買契約は、
両方の当事者にとって喜ばしいものであり、
だからこそwin-win gameとも呼ばれ、
しかも取引の対象となった目的物の効率性(efficiency)も高めることができます。
それゆえに、
社会的に有用な契約であり、
法によって保護するに値すると考えられるのです。
約因は将来的な交換取引であることを保証する証拠となります」(64~65頁)。

「契約違反に懲罰賠償なし、
それに対し悪性の強い不法行為には懲罰賠償まで課してまさに罰しようとしているのです」(77頁)。

「ホームズ ・・・ は、
契約法において法と道徳との混淆が行われていることを強く非難し、
契約違反は悪ではないと明言しました。
英米法上、
契約を結ぶということは、
契約を履行するか損害賠償を支払って履行をやめるかの選択権を持つことを意味するにすぎないというのです。
それは債務者の権利であって、
決して債権者の権利ではないと」(78頁)。

「刑事事件は ・・・ 平たくいえば、
9割以上の人が有罪と信ずるほどの証拠が必要だということです。
それに対し、
民事裁判は ・・・ いわば100点満点で51点とれば勝訴できるのです」(163頁)。

「言い方が乱暴ですが、
あえていえば、
一事不再理は上から目線の概念であり、
二重の危険は被告人や容疑者から見た観念だということです」(182~183頁、
裁判制度の安定性 vs. 人権保障)。

「アメリカでは、
独立以来現代まで、
statesを中心に考える人(州権派=Republicans)と連邦を中心に考える人(連邦派=Federalists)の対立が続けられてきました」(221頁)。
はじめてのアメリカ法 補訂版

その他の感想

音質は明瞭。あとは用途次第。
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