今回の日高さんは、初っ端から危機意識全開モードです。
「まえがき」に於いてブッシュ前政権の大物政治家の「日本はいつになったら、
自分の国を自分で守るのか」という言葉を取り上げたあと、
氏の人脈になるであろう人たちの言葉を多々紹介する。
彼らは一様に安倍首相の動向を不安視しているようで、
第二の朝鮮戦争=朝鮮有事の際の危機を煽りに煽る。
アメリカナイズされた思考の持ち主である日高氏は、
前著作でも先の安保法制論議のいびつさを指摘していた。
本来なら軍事に関して日本人のコンセンサスを作り上げる事が先だろう、
と。
今著でも「ホルムズ海峡での機雷除去」を集団的自衛権のもっとも重要な軍事的行動だとした安倍総理の認識不足を鋭く突き、
政府の担当者も世界の軍事情勢に疎いと指摘する。
氏は一例として「病院船」にも言及するのだが、
さすがに当代随一の軍事力に接して来ただけあり見分が深い。
安保法制の中でないがしろにされてきた論議「自衛隊員の命」について、
軍事的な基本問題として「戦闘員の生命を何よりも大切に」考えることを指摘し警告を発する。
戦う為の仕組み・体制を国家組織としてどうするのか、
決して甘くはないぞ!と説き続ける。
現在の世界の軍事常識では、
日本は独自の力で本土を防衛することができない国であり(p85)、
法律によって、
自衛隊に国際的に認められる軍隊という地位を与えないで戦争を行うことは無理であると認識してほしい(p95)と。
さらに、
「軍事的な指揮系統」に関する厳しい現実など、
縷々語ってくれるのだ。

氏は、
日本の政治があまりにも長い間憲法第9条というブラックボックスと日米安保条約に安住してきたこと、
日本が完全な独立国家として存続するためには自ら戦う体制を作らなければならないこと、
その為には日米安保条約を普通の同盟体制に作り変える事が先決だと言う。
だからこそ今回の法改正のような枝葉の部分整備ではなく根本部分の改革を強く迫る。
日本人は「戦争」と聞くと忌避の心から思考停止になりがちだが、
メディアで流れる他国の情勢を、
自らは安穏とした環境の中で毎日のように目にしているではないか。
本当に戦争を回避するなら、
我々は戦争というものの本質を調べ上げねばならないだろう。
「我々は戦争に無知になってしまった」(p57)。
誰も知らない新しい日米関係

その他の感想

綺麗です!
ライブ映像がもう少し欲しかった…
きれいなブルーカラーでした
期待が大きすぎたのかな…。
スバル用の設定が説明書にあるのに、対応車両リストにスバルがない…。
原発再稼働の本をする前に
優れもの。
20年ぶりにガンプラ
傷だらけでした
keetan
いまさら聞けないことがいっぱい!買って良かった
この価格帶でも、容易に接続出来ました。お勧めです。
お勧めできません
素人ですが。
とにかく着信履歴優先で購入
シクシクシクㅠㅠ
気がつけば、週一回は、おウチごはんに
作りもよくて塗装もきれいにおもいました。
おもしろい!買ってよかった!
非常にコストパフォーマンスが良いと思います
ウォーキングシューズ履きやすかったのだけれど
25%OFFでとても満足
表面的解決だなと思う
G430から買い換え
ファンのためのベスト盤というより、入門盤
楽しんでまーす
潮の高さ、時間、月齢、六曜全部わかります
う~んまだまだ長そう
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