セロー２５０に付けました

リアステップを固定しているネジ（M8／ピッチ1.25）を、
長いもの（70〜80ミリ）に変えて共絞めすると、
容易に付けられます。
リアステップの固定部分はフレームに近接しているので、
簡単にもげたりしないでしょう。
セローをそっと横倒しにすると、
路面とボデーの間に足首が入る程度のスペースができていました。
役に立ちそうです。


以下作業内容
１　M10のネジが付属しますが、
全く使えません。
長いけど先端部しかネジが切ってないので詰められません。

２　樹脂部分の空洞は広く、
ボックスレンチのエクステンションが入りますから、
普通の六角ボルトが使えます。

３　M8ネジ（細い）に換えると、
アルミ筐体とネジの間に隙間ができます。
円筒形のスペーサーを買って、
M8ボルトに着せます。

４　絞め付けトルクが解りませんが、
グラつき無くしっかり固定できていればOKです。
無気になって必要以上に強く絞めすぎないほうが良いでしょう（締めすぎると転倒時に割れやすい）。


追伸
立ちゴケしました。
バイクの挙動を抑えられず、
バイクが体の反対側に倒れ込んでしまいました。
重みがかかった「ズテン」というコケ方をしましたが、
スライダーの先端が傷ついただけで、
あとはハンドルの先端が汚れた程度でした。


さらに追伸
林道走行中、
泥に後輪を取られてスピンしてしまい、
林道から落ちました。
急斜面で植物も多く、
転倒したバイクを引っ張り上げるのは不可能です。
バイクを起こそうとすると、
バイクが少しずつ斜面をずり落ちていきます。
斜面でもがいているうちに、
スライダーの出っ張りが岩に引っかかって、
なんとか落下が止まりました。
その状態で、
スライダーを軸にして倒れたバイクを回転させ、
タイヤが谷側になるように体勢を整えることに成功。
さらに、
余計な木の枝などを取り払って、
バイクを起こし、
エンジンの始動に成功。
後は、
木の枝と格闘しながら、
小さな谷沿いに下って行き、
山腹の果樹園に出ることができました。
農家で工具を借りてバイクのメンテを行いましたが、
機械はどこも壊れていませんでした。
ミラーは曲がりましたが、
タンクやシュラウドには、
ほとんど傷がありません。
このスライダーのおかげで、
本当に助かりました。