海外進出中の企業経営者として、共感できる本

「使える東南アジア進出実務書」という実感を持てる著書です。


自分は東南アジア（カンボジア）に進出した企業経営者ですが、

進出を検討するところから、
出た後の継続発展まで
幅広くカバーされていると感じました。


特に評価した点は、
以下です。


（１）目次が細かく書かれていること、


その目次に対応するそれぞれの項目が
分かりやすくシンプルに記載されていること、


（２）何かを行動しようとした時に、

どのように行動するのがbeteerか、
書いてあること、

（海外での企業には、
bestを選んでいる時間的資源的余裕が
ないことが多いのですが、
そのことを筆者は
分かっているからだと思います）

（３）著者は公認会計士を中心とした
会計専門家の集団でありながら、

経営の部分に踏み込んで書かれていること

（４）そして、
本書の一番の”売り”と思われる、

実際に海外進出した企業の責任者へのインタビューによる
”リアリティ”。


事例が、
それほど規模の大きくない中小企業なので、

同じ中小企業経営者である自分には親近感もわきます。


海外進出を進める中で、

常に手元に持ち歩き、

辞書のように使える本ではないかと思います。


お勧めです！