期待の新星

ルックス、
歌唱力と文句無しの実力派シンガー。

日本盤には彼女についての説明が載っているので、
是非読んで頂きたい。
生い立ちやデビューへの道のり、
ホイットニー等の歌姫に影響を受けている事や、
ネクスト・マライアと称される理由も書かれている。


Track2.Baby Iは、
まさしくネクスト・マライアに相応しい曲だ。
ミュージカル仕込みの抜群な歌唱力。
ただ、
彼女の声は全体的に清涼感があり、
初期と後のマライアどちらとも違うものだと感じた。
曲調が90年代のR&Bサウンドなのはマライアの影響だが、
古臭く感じさせない所が彼女のヴォーカルの特徴なのかもしれない。


Track3.Right Thereは、
ビッグ・ショーンをfeat.したミディアム。
これまた歌唱力が素晴らしく、
安心して聴ける。


Track5.Lovin’It とTrack6.Pianoはお気に入り。
前者はビヨンセを彷彿とさせるようなダンサンブルな楽曲。
後者は彼女のヴォーカルが生かされた爽やかな曲で、
朝に聴きたい一曲。


Track8.The Way feat.Mac Millerは1stシングルらしく、
R&Bそんなに聴かないという人でも聴き易いだろう。
ノリが良く、
表現力の幅広さを感じさせる。


最後まで飽きさせないのが良いアルバムの条件。

Track10.Almost Is Never Enoughはしっとりとしたバラード。
静かなメロディーと、
重なるハーモニーは鳥肌モノ。


最後にTrack12.Better Left Unsaidだが、
最後の最後で近年の流行ミュージックを取り入れた楽曲に挑戦。
この取り入れ方がまた見事で、
アルバムの流れを壊さない具合に収まっている。


デビューアルバムにしてはコラボも多く、
飽きさせない内容で大変満足出来ました。