賢治に対する惚れ込みようは感動的
本書は、
「NHK100分de名著」において、
2011年12月に放映された「銀河鉄道の夜 宮澤賢治」のテキストを底本として
「放送内容」を加味し、
一部加筆・修正、
新たに読書案内、
年譜などを収録したものです。

著者は映画『戦場のメリークリスマス』の助監督として知られるロジャー・パルバース氏。

1967年に初来日した著者が日本語を学びたいが、
作家のなかで一番美しい日本語を書いているのは誰かと或る大学教授に尋ねる場面から本書は始まります。

その作家が他ならぬ宮澤賢治たったのです。


著者は「『銀河鉄道の夜』は悲しい「死」を描きながらも、
「いかに生きるべきか」という生を描いた物語でもあるといえる」と捉え、

一番伝えたかったことは「私とあなたは別々の存在ではなく、
すべてもものはつながっている」という考え方だと述べます。


花巻で賢治の弟清六さんに知遇を得てから、
著者は5回も「銀河鉄道の夜」を翻訳し直しているのだそうです。

本書を通じて読み取れる著者の賢治に対する惚れ込みようは感動的です。


殊に第1章「賢治の伝言」の「賢治が作家として評価されてこなかった理由」、

第4章「ほんとうの幸い」の「賢治はなぜ震災を描かなかったのか」は見出しから興味をそそられまし、
実際説得力ある論旨でした。


何より、
かの神道ソングタイターこと、
京都大学こころの未来研究センター教授であられる鎌田東二氏との対談が最高です。

これは番組での対談内容を収録したものだそうです。
鎌田先生、
さすがに法螺貝は吹かれていませんが、
しっかり穴石(孔石)を吹いておられます!
当然、
鎌田節炸裂です。
NHKの担当ディレクターさん、
こころニクイですね。


日本人顔負けのロジャー・パルバース氏の感性に感服いたしました。

惚れた作品、
作者への想いが伝わってくる、
そんな一冊です。
NHK「100分de名著」ブックス 宮沢賢治 銀河鉄道の夜 (NHK「100分 de 名著」ブックス)

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