星印のつけ方がわからない野々山です

探検部、
やっぱりいい青春、
いい仲間でしたね。

あんな馬鹿げた、
それでいて熱い時間は、
そこにいた者にしかわからない。

この自惚れを超えた特権意識。

そう、
オレたちは人生の勝ち組なのだ。

他人には、
決して理解はされないが。

しかし、
歳を喰い、
家族を持ち、
オレも堕落してしまった。

節を屈し、
年金払うようにまで、
なっちまったんだぜ。

「豊かな青春、
みじめな老後」
なんて言ってたのにね。

しかし、
この本は、
そんな熱き時代を思い起こし、

また、
それだけじゃない、
二人の現場だけじゃない、

文章への深い思い入れが感じ取れて、

本当に面白かった。

「探検部ってナニ？」
「辺境に行ってナニがあるの？」
と知らない方にもぜひ、
読んでもらいたい対談である。

これまた星ひとつにしとけば、
他の人に注目されるかな。