言葉とは迂遠なものだと改めて気づかせてくれる迂遠な本
本書は、
日本語的な三十弱の単語について、
著者が辞書や古書を引き引き、
その意味することの源流を辿るエッセイ集。


ちなみに、
タイトルで用いた「迂遠」とは、
回りくどいという意味の他に、
実用性に乏しいという意味もある。

さて、
言葉が迂遠であると、
本書が迂遠であるが、
各々どういう意味かは読んでみてのお楽しみとなる。


しかし、
最初に言っておくなら、
本書は「悪魔の辞典」的なものを望む向きには全く面白くないだろう(これは私の反省でもある)
本当に言葉が好きで、
同時に言葉の意味なんてものや言語学に一定の知見や理解がないと、
本書は楽しめないだろう。
というか、
本書を楽しむものとして著者が執筆したのかも甚だ分かり難いところではあるが。


言葉を題材としたエッセイでは、
そのものズバリの「お言葉ですが」シリーズの高島俊男さんが先達としているが、
同シリーズで展開される短文で明快で腑に落ちるものが先に頭にある者としては、
本書は、
長文(長編とは違う意味)で不明解(不明快とは違う意味)で腑に落ち辛いものとなっている。

正直にいえば、
著者が、
敢えてそうした趣向を諧謔的なものとしているのか、
単なる著者の癖なのか、
はたまた、
著者が衒学的なのか、
彼の著作を初見の私には断じ難いところではあるが、
いずれにせよ少なくとも価格見合いのものではないとは言えるものとして、
2☆とした。

衒学的な向きには☆1つを増す程度の評価と成り得る余地はあるが、
そうした類の本であれば、
他により高度なものがいくらもあるだろう。


以上、
なんとなく本書を読んでの気持ちを反映した文体としてみた。
不明解日本語辞典

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