あまりにも悲しいです。

戦後70年、
本当に戦争のことを知る人が少なくなってきている。
私も全く知らない。
特に、
国民というか、
一般市民、
各家庭でどんな暮らしがあり、
どんな思いで生きてきたのか表に出ることなく過ぎてしまっている気がする。
敗戦の色濃くなったゆえの苦肉の策か、
狂気の沙汰かと思うことばかり。
20歳に満たない少年兵が乗る布張りの練習用飛行機に250キロ爆弾を抱かせ、
敵艦に体当たりさせる特攻作戦が行われたなんてあっていいことなのだろうか。
それを指示した人たちが許されていいのだろうか。
特攻隊員の思いを共有できるわけではないが、
ほんの少し感じることができた。
どんなに無念だっただろうと思う。
その息子を見送った母のことを考えるとどんなにつらかっただろうと思う。
あらためて平和の時代に生きることのありがたさを思うが、
こうした戦争があったことは決して忘れてはならない。