「幻のフィルム、発見!」を知るための一冊
今から24年前、
『忠次旅日記』が発見された時の驚きと興奮を、

今も忘れることができない。

小津作品に触発されて、
古い日本映画を集中的に観ている時期だったので、

噂に聞いた伝説の傑作が見つかったというインパクトは、
とにかく強烈だった。

当時、
再発見に至るまでの経緯や、
映画関係者のコメントなどを載せた
『キネマ旬報』の特集号を、
むさぼるように読んだ。


それから現在まで、

京橋のフィルムセンターをはじめとした、
日本の各地にある団体が、

失われたはずの日本映画を「再発掘」して公開したり、

あるいは、
「伝説のコレクター」の収蔵品が調査されたりと、

さまざまな動きがあり、
その都度、
一喜一憂させられてきたが、

こうした動きは、
フィルムセンターの機関誌『NFCニューズレター』や、

NPO・愛好家などのサイトを通じ、
断片的にしか知ることができなかった。

※特に地方に住んでいると、
『ニューズレター』を身近に読むことができないので、

  情報の枯渇にさらされる日々である。


本書は、
こうした動きが詳しく、
網羅的にまとめられ、

また、
それぞれの機関の抱える事情や裏話を知ることのできる、

初めての本となった。

『忠治旅日記』特集のキネ旬と同じくらい、
夢中になって読み切った。

戦前期の日本映画好きには、

たまらない面白さと貴重な情報に満ちた、
感涙ものの一冊である。

これまで類書のなかった本書を書かれた著者に、
心より感謝したい。


ラストに取り上げられた黒澤明『白痴』の問題や、

NHKなどが盛んに行っている、
戦前期のフィルムのカラー化など、

これからも「映画探偵」に活躍してほしいテーマは、
山ほどある。

この本の発刊を機に、
再発見がさらに進むことに期待したいし、

「映画探偵」高槻氏の次なる調査を、
期待を込めて見守りたい。
映画探偵: 失われた戦前日本映画を捜して

その他の感想

このシリーズは楽しいです。
組んでもバラしても使える
靴はサイズ数字よりも小さく作られている感があるので、大きめのサイズを購入する事をお勧めします。
思いの強いクリエイターの四半世紀
モンベルのイメージが変わった。
新生児用のつめきりは、生まれてすぐ必要と聞いて購入しました。
内容に問題が
冷やしすぎ注意
本物か疑わしいので返品
本体がプラスチックなので使いにくい
認識しません。
カートリッジの選択に迷い
はてな?
動くスティッチがかわいい!!
小縲恍・^のネズミ対策にもいけます。
フルヴェンと第九
良質のイラスト描写は安定して素晴しいが時に偏向記述が散見されるのは惜しい!
さくら咲いた
新たな治療の可能性
プロマリンフェルト スパイク
鳴り物の改良をお願いしたい。
付録だけの感想です。
新手の表紙サギか
知りたいところが結構端折られてる気が
日本人女性にも十分ウケると思いますよ。
とにかく 最高!!
確認必要
え!?
サイズも香りもちょうどいい
ZETAハンドガードマウント
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