音楽も聞こえてくるようです。

「日曜美術館」のバーニー・フュークスの特集の時に紹介されていて、

ぜひ読んでみたくなりました。


Josephine Bakerというエンターテイナーの子供の頃のことを描いた本で、

ほぼ事実に沿って書かれた作品だそうです。


貧しい地区にする黒人の女の子。
お父さんは家を出ていってしまった
けれど、
お父さんと一緒に音楽と踊りを楽しんだ思い出がいっぱい。

音楽を耳にすると、
そんな楽しかった時を思い出しながら踊り出さず
にはいられない！

そんな女の子も、
周りの人達もとても生き生きとした表情で描かれて
いて、
楽しそうな雰囲気、
嬉しそうな雰囲気が伝わってきます。


全体的に夜の色なのだけど、
光を含んでいるような輝きがあり、

人々に優しい光となって降りそそいでいるようです。


お話も絵も、
うきうきと楽しくて、
温かく素敵でした。

中古でしか手に入らないのが残念ですが、
バーニー・フュークスの
他の絵本もぜひ読んでみたいです。