結論から言うと、男子を育てる人（特にお母さん）は必読。

３点、
褒めます。


１　即効性がある。
「いい距離感」に気付く。

　　めっちゃ読みやすいのですぐ読めます。

　　で、
読んだそばから効果が出ます。

　　男児の子育てに悩んでる人は、
気持ちが楽になると思う。


　　どうしても近くなりがちな親子の距離感を変えるヒント満載。

　　例えていうなら「名画の見方案内」やな、
と。


　　たとえピカソやモネの名画でも、
額縁にぴったり顔を張り付けるぐらいの
　　距離で見ててみたら、
ただの油絵具の固まりなわけです。
そこを

　　「お母さん、
近い近い！もうちょい離れて、
この距離で見てみ！
　　　あと、
この角度で観たら別の表情があって、
これもいいから」

　　って、
案内してくれる感じです。


２　やっぱり「男子のプロ」
　　「男子のプロ」っていう謳い文句なんですが、

　　納得の内容です。
やっぱりプロやなと思いました。

　　十数年の経験値が凝縮された内容で、
この価格なら買い。

　　書籍って、
つくづく費用対効果の高い投資やと実感。


３　おもろい
　　関西のノリとか空気感って、
文章ではなかなか表しにくいと
　　思うんですけど、
この本は、
それが成立してます。

　　自分で振った内容を自分で落とすとか。
本来の主旨とは
　　外れるけど、
「おもろい話し方」の入門書としても使える。

　　「男子のプロ」であるとともに「話しのプロ」ですからね。