これからの人へ

これからSOLO STOVEを買おうとしている人たちへ・・。

私も始めは現地調達した木の枝や葉を燃やして湯を沸かしコーヒーでもなんて考え想像し使い出しました。
しかし、
それは望んだ結果を得られないことに気がつきます。
現地調達した自然の木の枝や葉などはその土地の環境や直前までの天候に非常に左右されやすく必ずしも燃やしやすい燃料とは限りません。
特に樹皮のついた枝類はブスブスと白い煙をあげるだけでキレイな二次燃焼が始まったかと思えばあっという間に燃え尽きてクッカーの中はほんのり温まった程度・・なんてことになります。
クッカーを覆う位高さのあるウインドスクリーンが無ければ風に煽られたった一杯の湯も沸かせないのです。
SOLO STOVEは燃焼炉が小さい為に一度に放り込める燃料が少ないのも原因の一つです。
次にwebなどで紹介されているウッドペレットですが確かに一度着火すればある程度の時間燃焼が続き自然の枝などより付きっ切りの世話が減ります。
が、
これも着火にはある程度燃え続ける着火剤に似たものが必要ですし、
意外と煤が酷い物もあります。
では、
これは使えないのか？いえいえ。
焚き火台を思い起こして下さい。
殆どの人は焚き火台に薪(まき)を用意します。
燃えやすく切り割りして乾燥させた薪をこのストーブにも使うのです。
ホームセンターで500円程度で売られている薪を一束買って家で更に細かく割り、
それをSOLO STOVEの炉に収まる位に切り分けるのです。
子供用の積み木の様に。
大小、
太い細い様々な形のものを。
さて、
それでは改めて試してみてください。
着火には松ぼっくりがいいでしょう。
無ければ適当に。
最初の火が着いたら直ぐに細い薪ブロックを2〜3本入れます。
白い煙が上がりやがで火が着きこのストーブらしい二次燃焼が始まります。
十分に炎が上がり煙が消えたのを確かめたらクッカーを乗せます。
待つほどの事もなくボコボコと湯が沸きます。
火が小さくなりかけたら更にもう何本か太い物を放り込んで下さい。
素晴らしい燃焼が味わえます。
自然の物をヒトが燃えやすく加工した薪は何よりこのストーブのご馳走です。
くれぐれもウインドスクリーンを忘れずに。