有名なビジネススクールの定番教科書に採用されるような本がわかりやすく解説されており、手元に1冊おいておきたいものです

この本は「初めに」にありますが、


* 新刊書籍の洪水に流されがちなビジネスパーソンにとって、
「この領域を理解するなら、
まずこの1冊」という、
歴史的な名著を38冊を選び、
それぞれに対して、
独自の解説と体系マップをつけて構成した読書ガイド

です。

いずれも有名なビジネススクールの定番教科書に採用されるような本がわかりやすく解説されており、
手元に1冊おいておきたいものです。

特に解説には要旨、
重要メッセージに加え、
本が書かれたときの周囲の状況、
ほかの研究との関係、
改編された場合にはどのような経緯でどう変わっていったかなどがわかりやすくまとめられていますので、
概要をつかむには大変最適です。


重要メッセージ

* 流行のビジネス書を100冊読むよりも、
定番を1冊通して読んだほうが多くのことを得られることは間違いない。


ピックアップされている本

1. ゼネラルマネジメント
* ドラッカー　「現代の経営」(上・下)
* グラッドウェル　「第1感」
* フェファー＆サットン　「なぜ、
わかっていても実行できないのか」
* アグゼル＆ソウンデルパンディアン　「ビジネス統計学」(上・下)
* アリエリー　「予想通りに不合理」
* 大前研一　「新装版　企業参謀」

2. 論理的思考
* ミント　「新版　考える技術・書く技術」

3. 技術経営・アントレプレナーシップ
* クリステンセン　「増補改訂版　イノベーションのジレンマ」
* クリステンセン＆レイナー　「イノベーションへの解」
* クリステンセン＆アンソニー他　「イノベーションの最終解」
* ティモンズ　「ベンチャー創造の理論と戦略」

4. ヒト（HR/組織行動）
* ビアー&スペクター他　「ハーバードで教える人材戦略」
* ロビンス　「新版　組織行動のマネジメント」
* スペンサー