LP-2020と大きな変わりはない

小型のSPシステムを作ったついでに購入した。
せっかくなので前に購入したLP-2020と比較してみた。

エイジングを推奨していますので、
約12時間連続で動かした後に比較しています。
また、
TONEはDIRECTにしています。

ボリュームコントロールのメモリ位置は、
説明にもあるように若干高めにしないと同じ音量は得られないようです。

2020では通常10時の位置で聞いていましたが、
2024では12時になります。
説明ではMAXは同じらしい。

測定器が無いので耳による判断になるが、

音質は2020に比べて少し薄っぺらい感じがする。
中域が弱くボーカルが前に出てこない。

トリオジャズを聴いてみると、
シンバルは小気味良く切れがいい。
ピアノも元気に響く。
ベースの幅も十分にある。

ジャズにはうってつけと思われる。

クラシック（オーケストラ）では、
十分なダイナミックレンジを感じる。
とはいっても2020と遜色は無い程度。

また、
説明にある「聞きやすくなった」「クリアな音」は2020と同じ程度で、
特に大きな違いを感じない。

全体としては、
音質的に大きな変更は無く、
ボリュームコントロールがしやすくなった（回転角が大きい）との印象。


比較したアンプやスピーカーで平均した評価となっています。


今回比較した機器は、

AMP　　LP-2024A+　　　-------------------------------クリアでパワフル
　　　　　LP-2020　　　　　-------------------------------　　　　　〃
　　　　　A級アンプ（自作）　　　------------------------重厚でバランスの良い音色　　
　　　　　KA-4004（TRIO)　　　-------------------------重低音から高音域まで素直な伸び
SP　　　8CX501（CORAL）BOX自作20L密閉　　　----------------最もJAZZに向いた明るい音色
　　　　　PE-16（PIONIEER）BOX自作Contorolバスレフ