仕事は「段取り」が命

段取りを考える時にまず「目的」を明確にしなければなりません。

トヨタはそこから仕事を三つに分けて考えています。

営業担当の目的は売り上げの獲得、
そのためにはお客様との商談に時間を
割くのが一番の優先事項と言えます。


商談のための資料作成は二番目であり、
アポイントの待ち時間やクレーム処理
などは三番目となります。
生産性向上のためにはメインである商談に時間を
かけることが必須条件となります。


このように仕事を三つに分け、
目的を達成するためには何をどうすればよいのかの
方向性がハッキリしていれば、
ベストではないにしろ、
よりベターな仕事ができることは
確実です。


頭の中ではわかっていてもいざやってみると細かいことが気になり、
枝葉末節な内容に
時間をかけてしまっているということはありがちです。
目的を見失わないよう途中何度も
作業段取りの確認をし、
必要なら軌道修正をして、
正しい方向へ向かっていくのがいい
でしょう。