大震災の時に

私は単身赴任中だったのですが、
夫も含め親族はみな仙台在住です。

水もしばらくでず（手で水を運ぶには10リットルタンク2本の方が楽だそうです。
あと以外に焼酎の空きペットボトルも使えるらしいです）
ガスが通ったのも4月半ばでした。

私は幸い関東にいてライフラインに影響はありませんでしたので
ネットで（仙台は停電で見られません）ドライシャンプーが有用ということを見つけ
たまたま近所の薬局に売っていたこれを買い求めて食料と一緒に郵送しました。

（仙台は当時食料もほとんどなく、
震災対応の仕事で休み無しの夫と高齢の姑ではスーパーに長時間並ぶこともできなかったので）

姑は届いた食料の中になぜこれが一緒に入っているのか当初はわからなかったようですが、

断水が長期化するにつれ、
風呂に入れなかったのが耐えがたかったようで試しに使用したそうです。

その結果非常にさっぱりしたという歓喜を伝える使用後の写メが届いたのですが、
使用前使用後を写真で見てわかるわけがないだろう（笑）

後日夫に聞いたところによると、
さすがに嫁に追加送付を頼むのには気が引けたのか義姉に追加購入を依頼していたそうですが
職場で年中購入してそうな病院勤務の義姉をもってすらすでにその頃には品薄で調達は難しく
結局手に入れられたのはその1本のみでしたので、
あのときもう1本買っておけばと後悔しました（そのときにはすでに売り切れてました）。


私はこれを使っていませんし、
所詮シャンプーと言うには力は薄いのかもしれませんが
余震も続き一ヶ月風呂に入れない中（断水の時は一人10リットルくらいですべてをまかなう必要があります）
ドライシャンプーはまさに生き返る思いだったと使用した人間は申しており、
災害時の備えとしてはきわめて有用と思います。